スプーンマラソン部 第2回 

Text by Spoon.

本番まであと27日
今回のマラソン部は、30kmランに挑戦。その様子を石橋健太郎が取材してきました。
 

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2018年1月27日。快晴。

この日は「第12回UP RUN北区赤羽・荒川ウインターマラソン大会」に出場。
参加メンバーは、左から田中、山本、大桑、小林(祐)の4名。

 



東京はこの数日前大雪が降り、都心でも20センチ以上雪が積もった。
まだ雪が多く残る荒川河川敷。風も強く気温も低い。
大桑以外の3名は未だ走ったことのない距離、30kmに挑戦した。

大桑の走りはさすがというか、余裕すら感じる。

 

 


田中は元々超体育会系の出身。その割には遠慮がちに走っているように見えた。

 

 


山本はとにかく笑顔。苦しいはずなのになぜか満面の笑顔で走るのである。

 

 


小林はデコにしか目がいかない。スタート直前まで被っていたニット帽をなぜ脱いでしまったのか、そればかりが気になる。

 

 

結果は、

 

大桑 2時間34分09秒

田中 3時間34分04秒

山本 2時間46分43秒

小林 3時間05分28秒

 

 

走り終えたメンバーに質問をしてみた。

 

 

Q1:今日の(初めての)30kmランはどうでしたか?

 

【大桑】

今までは自分1人で走っていたので、(周回コースで)すれ違うたびに声をかけることができるのが嬉しかった。何を間違えたか翌日のハーフマラソンにエントリーしてしまい、2日で50km以上走るという初めての体験で現在超筋肉痛です。

 

【田中】

15キロ付近で左膝完全に壊れる。なにをしてもダメ。アウト。20キロ付近、オレは散歩しに来たんじゃねーぞ!とイラついてダッシュ試みるも50mも走れず。30キロ、みんなをお待たせしてのゴール。屈辱。悔しさしかない。

 

【山本】

こんな長い距離走れたことに満足。身体は悲鳴をあげてます。

 

【小林】

10kmごとに飲むと良いと言われて用意したゼリーが美味しくて、エネルギーになるのがなんとなくわかった。帰りにふくらはぎの筋肉がジェル?みたいにデロデロになっていて、僕の足やばいかもです。30kmの壁を肌で感じ、まだ12.195km残っていると思うと、胃が痛いです。

 

 

Q2みなさんはなぜ走るのですか?

 

【大桑】今となっては走らないと気持ち悪くなってしまっているのだが

    人間は走るために生まれたからか。(BORN TO RUN)

【田中】ただただ自分に負荷をかけたくて。

【山本】ひとりでゆっくり考えるため。

【小林】健康のためと、自分の中で新しいことを始めたかった。

 

 

Q3:B’zの稲葉浩志さんと温水洋一さんは同い年です。

 

【大桑】俺の2つ下だ!

【田中】うっそ〜!? 

【山本】私はプーチン大統領と同じ誕生日です

【小林】日本の陸上動物で一番速いのはウサギ。

 

 

Q4:どう頑張ってもヒジをアゴにつけることはできません。

  やってみてください。

 

【大桑】全然出来ません。

【田中】左肩が痛くなりました。

【山本】…!

【小林】無理でした。

 

 

Q5:東京マラソン2018の本番に向けて一言。

 

【大桑】自分的には最後まで故障なく自分の決めたタイムで走れれば良いなと。
    皆がマラソンにハマると嬉しい。
【田中】課題は明確で、とにかく膝痛の克服です。フォーム改造を試みます。
【山本】日々精進します。
【小林】1歩ずつ、積み重ねて、目標4時間切り。

 

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皆さんおつかれさまでした。
前回予告していたメンバー紹介は、次回からになります。

 

 
* 第2回のタイトルデザイン & 取材テキスト  By 石橋健太郎