藤田芳康さんが執筆された小説について、
弊社創立メンバーの1人で現相談役の向井による
”ゆるり文章”でご紹介させて頂きます。
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本日は、最近出版された新刊本を一冊、ご紹介いたします。
河出書房新社より10月29日に発売になりました
「
これは、
そのストーリーには、
そこで、この本がどのような背景で世に出たかについて、ちょっと解説しますね。
まず、小説の著者の藤田芳康さんという方は、
長年にわたり私たちの仕事におけるパートナーであり、友人でありまして、
私たちがspoonを立ち上げたその頃、
彼は30歳くらいで、ある食品企業の宣伝部員でコピーライターでCMプランナーであり
それからしばらくして、
この人が突然に演出という仕事ができたのには、
まず広告の仕事をしながら、
映画も、
鈴木尚之さんという有名な映画脚本家のお弟子でもあり、
シナリオを書く勉強を長く続けていました。
そんな中、1998年に藤田氏が書いた「ピーピー兄弟」
サンダンス国際映像作家賞を受賞するんですね。
私たちもお手伝いすることになります。
その後も、彼は広告の仕事をしながら、
時々読ませてもらってましたが、
そんな中に「太秦ー恋がたき」という話があったんですね。
彼はCMディレクターとして、
昨年の秋頃にこの小説の原型を読ませていただき、
この年にできた京都文学賞という賞に応募したいと聞いたときに、
実際にはずいぶんたくさんの作品が応募されたようです。
それから今年のコロナ禍の中、4月に授賞式があって、
半年ほどして題名が「屋根の上のおばあちゃん」
10月の末に本屋さんに並んだわけです。
そして、
小説が一冊の本になるには、結構時間もかかり、
ともかく、なかなか良書なんで、