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どこでもごはん 第5回

ロシアの美味しいごはん  その2

 

 

 

野菜は酢漬けに、と書きましたが
ワールドカップが行われた6月〜7月には
色とりどりの野菜や果物が市場に出ます。

 

 

 

高橋ヨーコさんの写真を見ていると寒々しい東欧やロシアはとても魅力的ですが・・・
旅をするなら断然夏ですね。
なおかつ、サンクトペテルブルクに行くなら絶対に白夜の季節です!

 

 

 

前回「名物と言われるものはほぼ食べ尽くした」と書きました。
皆さん「おいおい待てよ!肝心なものが入ってないぞ!!」と思われましたよね?
はい。キャビアも食べました。

 

 

(この写真はイメージです)

 

いただいたのは本当に少しだけ。決勝トーナメント進出のお祝いです。

 

 

 

忘れてはいけないのはスイーツの充実度です。
欧米資本を迎え入れたり、若者たちが修行してきたり。
旧ソ連時代のロケの時には、モスクワにマクドナルドが出来た!と大騒ぎしていました。
あれから20数年後、こんな美味しいスイーツが!

 

 

そして、最後に。
クワスです。黒パンなどが原料の清涼飲料。
街中のスタンドで冷えたクワスを飲むと生き返ります。
プラカップで売ってますが、ペットボトルでも買うことが出来ます。
クワスを持ち歩いて飲んでいると、ロシアの皆さんが微笑んでくれます!

 

 

おまけ。
帰国後に近所に住む食いしん坊の友人達と「ロシアンナイト」を開催しました。
誰かが海外から食材を買って帰国すると、開かれる酒飲み達の宴です。
珍しいウォッカを飲み比べながら、ビーツたっぷりの「ヴィニグリェート」とじゃがいも、
人参、ピクルス、ゆで卵、ハムなどをマヨネーズで和えた「オリヴィエ」を作りました。

 

 

 

夏のロシアには再び訪れるかもしれません。
今度はウラジオストックから入って鉄道の旅をしようかな。

 

Text By

渡辺 伸一朗
渡辺 伸一朗

Shinichiro Watanabe

プロデューサー

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